パンの気になること「大きな農地」・・・その1
農業の初期の時代に、手斧を使って耕していた農夫にとって、数アールの土地といえば比較的大きいものと考えられました。
中世になると、農地の平均的な面積は半アルパンから1アルパン(昔のフランスの面積の単位。地方によって異なり、現在の20~50アールに相当する)へと拡大し、通常、縦の長さは、横幅の20倍あったといいます。
当時このような畑を1枚耕すには、丸1日の労働が必要でした。
イギリスのノッティンガムシャー州のラクストンは、こうした中世の時代の畑が、そのまま今日に現存するイギリスでただひとつの村です。
ドイツのバイエルン地方のノイブルクもそのような村のひとつです。